北極研究の長期構想

『北極域の研究―その現状と将来構想―』が発売されます。 2024年2月28日掲載

北極環境研究コンソーシアム(JCAR)では、日本の北極研究コミュニティによる北極研究の将来構想に向けた書籍『北極域の研究―その現状と将来構想―』が2024年3月8日に発売開始になります。

『北極域の研究―その現状と将来構想ー』英語版 Executive Summary 2024年2月20日掲載

JCARでは、今後10年の北極研究を想定した長期構想の書籍発行を進めており、間もなく刊行します。
これに先立って、英語版Executive Summaryがまとまりましたのでご覧ください。

「北極環境研究の長期構想―増補改訂版」を作成しました。 2018年9月

※日本語版のみ改訂を行いました。要約版は下記の2014年日本語版のサイトをご覧ください。
※PC環境によりPDFが文字化けする場合があります。その場合はPDFを直接ダウンロードするなどをお試みください。

「北極環境研究の長期構想」を作成しました。 2014年9月

北極環境研究コンソーシアム(JCAR)では、日本の北極環境研究の今後10~20年の長期構想について、今月、報告書を作成しました。

これまで我が国で「北極環境研究」に特化した長期構想はなく、現状の分析及び将来取るべき方針を示すことを目的とし、約160名の研究者が携わり作成されました。様々な分野が結集しているJCARの特徴を活かし、協働して取り組むべき課題を軸に、分野間の相互啓発を促しています。また、地球温暖化と生物多様性に関係する情報を与え、研究プラットフォームの構築や人材育成にも力を結集する方向性を示しています。

この構想には次世代研究者の希望が反映されており、それらの実現に向けた共同作業において、多くの研究者が共通の目標を持って前進することが可能となることが期待されます。

また、この長期構想を今後の北極環境研究の方向性を考える際の参考にしたり、次世代研究者が北極研究を推進する際のヒントにしたり、新たな北極研究の長期計画や大型研究などの策定の際の基礎資料として活用されることが期待されています。

2014年9月

日本語版 

北極環境研究の長期構想(2014年9月)

※一部分のみダウンロードされる方は以下をご利用ください。

1章~4章

5章「現在進行中の地球温暖化に伴う北極の急激な環境変化を解き明かす」研究テーマ

6章 「生物多様性を中心とする環境変化を解き明かす」研究テーマ

7章 「北極環境研究の広範な重要課題」研究テーマ

8章 「環境研究のブレークスルーを可能にある手法の展開」テーマ

9章 研究基盤の整備

10章 長期にわたる方向性と取り組み体制のまとめ

11章 資料

英語版 
作成作業総括、今後のための意見 

作成作業総括(長期構想作成WG、2015年7月)

今後のための意見(2015年11月)

2015年11月18日の極域科学シンポジウム時に、“「北極環境研究の長期構想」総括 -今後のための意見交換会-” を開催しました。参加者からの意見とWG代表によるまとめを掲載します。